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通信制高校の転入・編入について

こんにちは!福岡です( ^_^)/

かなり久々の更新になります。それはそうと新型コロナウイルスですが、いよいよ第3波が来てしまうのでしょうか。北海道を見ると、ここのところ感染者は100人を超えていますからね。

いつになったら収束するのか全くわからない状況といえますが、引き続き、感染予防対策を行っていくしかありませんね。

さて、今日ですが、通信制高校への転入や編入について詳しく説明していきたいと思います。

通信制高校 転入 編入

出典元:photoAC

転入と編入の違い

「転入」とは高校に在籍している状態で、別の高校に移ることを言い、「編入」とは、高校を辞めた後に、別の高校に再入学することを言います。

違いは、在籍期間に空白期間があるか否かになります。前にいた学校の単位は移動する学校により、引き継げる場合とそうでない場合があります。なお、転入・編入は時期が決まっている学校もあるので、あらかじめ、確認が必要です。

 

単位の引継ぎについて

転入も編入も共通しているのは、途中まで別の高校に通っていたということですが、それまでの単位については新しく入学する通信制高校ではどのような扱いになるのでしょうか。

転入の場合は、高校を辞めるのではなくそのまま移動するため、単位修得途中とみなされて、新しく入学する通信制高校では単位を引き継ぐことができます。

一方、編入の場合は、一度辞めてしまうため、単位の引継ぎができません。例えば1年の途中で辞めてしまった場合、引き継げる単位数はゼロ。2年の途中の場合は、1年生で修得した分のみ引き継ぐことができます。

ただ、単位の引継ぎができない通信制高校もあるので、前もって確認しておくようにしましょう。

 

転入と編入の可能な時期

転入や編入を、随時受け付けている通信制高校もありますが、時期が決まっている学校もあります。

受け付けている月は、4月か10月という学校が多いようです。なお、入学時期がいつなのか、学校によって違ってきますので、転入や編入を考える場合は、こちらも確認が必要になります。

 

転入・編入に必要な書類と試験内容

転入と編入では必要とされる書類が違ってきます。

学校によっても多少違いがありますので、ここでは、N高等学校を例にあげて紹介します。

転入に必要な書類

  • 入学願書
  • 生徒の転学について(照会)
  • 在学証明書
  • 学籍・就学状況証明書
  • 成績・単位修得証明書

編入に必要な書類

  • 入学願書
  • 在学証明書
  • 学籍・就学状況証明書
  • 成績・単位修得証明書
  • 教育課程表(コピー可)

※注
入学願書以外は出身高校が発行。本校指定用紙、または、出身高校作成書類は開封無効。開封したら無効となりますので、気を付けましょう。

 

通信制高校の転入・編入についてまとめ

転入と編入は、単位の引継ぎができるか否かという、大きな違いがありましたね。可能時期や提出書類など、学校側に確認が必要な項目を再度見直し、ホームページやお問い合わせなどで確認しておくと良いでしょう。

なお、全日制高校に入学したものの、今の高校が自分にはあっていない、辞めてしまいたと思っている人は、中退をする前に、通信制高校への転入や編入を考えてみてはどうでしょうか。

福岡にある通信制高校を探すなら、このサイトはわかりやすくてオススメですよ!→ 福岡 通信制高校

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通信制高校の卒業の条件について

こんにちは!福岡です(^-^*)/

通信制高校を卒業するためにはどのような条件があるのでしょうか。実は必ずクリアしなければならない条件が3つあるのです。そこで今回は、卒業するための条件とそれぞれの内容について説明していきたいと思います。

 

合計3年以上の在籍期間が必要

高校の卒業条件として、全日制・定時制・通信制、すべての高校は、3年以上の在籍期間が必要になります。

そのため、3年以下の在籍で卒業することはできません。

通信制高校 卒業条件

出典元:photoAC

 

74単位以上が必要

高校には単位制と学年制があり、学年という概念が薄い通信制高校では単位制が導入されております。

単位制とは、各科目ごとに単位数(学習時間数)が設定されていて、その単位を満たせば卒業できるという、学校教育法で定められた制度です。単位制では在学中に74単位取得すればいいので、留年が存在しません。

一方、学年制は多くの全日制が導入している制度で、1年間に修得しなければならない単位が決められており、足りない場合、留年となり次の学年へ進めません。この単位数は、単位制でも学年制でも74単位以上必要となります。

 

転入と編入 (単位の引継ぎについて)

高校の途中で辞めてしまい、その後別の高校に入学することを編入といいます。辞めた高校で取得した単位は次の高校に引き継ぐ事は可能ですが、気を付けなければならないのは、学年の途中でやめた場合です。

1年の途中で辞めてしまうと、単位はゼロになってしまいます。学年制を採用している全日制高校では学年の終わりに単位が取得できるため、途中で辞めた学年の単位は引き継がれません。

一方、転入とは、高校に在籍中の生徒が別の学校へ入学することです。この場合、単位習得中に他の学校に移ったことになるので、前の学校の単位を引き継ぐことができます。

前の学校の出席日数と単位数によって、同級生と同じタイミングで卒業することも可能となります。

 

30単位以上の特別活動が必要

通信制高校も全日制高校と同じように行事や課外授業などがあります。例えば、体育祭や文化祭、修学旅行やホームルームなど学校によってさまざまですが、これらは特別活動と呼ばれます。

3年間で、30単位(1単位=50分なので25時間)以上の特別活動参加も、高校卒業の為の条件となっています。

スクーリングが年に数回しかない学校は、まとめて特別活動を行うことで条件を満たすことができます。学校が近くにない場合は、連携する姉妹校や宿泊施設などを利用して特別活動を行う学校もあります。

ネットなどでの学習で特別活動を行う学校もありますが、全てをまかなうことはできないため、一度も登校しないで卒業することはできません(/□≦、)

 

通信制高校を卒業するための条件まとめ

通信制高校を卒業するための条件は大きくわけて3つになります。

これは、どの高校でも同じです。

  1. 合計3年以上の在籍期間が必要
  2. 74単位以上が必要
  3. 30単位以上の特別活動が必要

3つの条件を最短でクリアするためには、計画的に学習を進めて単位を取得することが必須になってきます。

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通信制高校のスクーリングって何?

こんにちは!福岡です(。・ω・)ノ゙

通信制高校のカリキュラムの中心となるのが、「レポート」、「スクーリング」、「テスト」です。

レポート提出、スクーリング参加、テストを受けるを繰り返し、卒業するための単位を取得していくことになります。

レポートというのは、学校から指定されたテキストやネット動画などで自習したことをレポートとして仕上げて提出するものです。テストは学習してきた内容の理解度を確認するために、年1~2回実施されるものです。

レポートやテストはよく聞く言葉ですし、簡単な説明でも何となくイメージできたと思いますが、スクーリングはあまり聞きなれない言葉ですからね。一体どんなことをするのか分からない人も多いのではないでしょうか。

そこで今日は、スクーリングとはどんなものかを具体的に説明していきたいと思います。

 

スクーリングとは?

スクーリングとは、通信制高校においては学校に通って授業を受けることを意味します。

スクーリングの種類は大きく分けて3つあります。

  • 通学型
  • 合宿型
  • 集中型

通信制高校 スクーリング

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通学型

週1日~5日の間で、学校で決められた日数、または自由に選択して通学し授業を受けるタイプです。定期的に学校に通うことになる一番オーソドックスなスクーリングになります。

私立の通信制高校の場合、通学型の学校が多いです。

 

合宿型

学校に登校するのではなく、宿泊施設に寝泊まりしながら授業を受けるタイプで、学習センターと本校のある地域が離れている学校などが実施することが多いです。

短期間に終わらせることで極力学校に通わなくても良いようにしていることが特徴です。ただ、参加しないとスクーリングでの単位を取得することができず、振り替えをすることも難しくなります。

 

集中型

合宿型は宿泊施設に泊まりながら授業を受けますが、集中型は自宅から通うことになります。基本的に、夏季や冬季などの大型連休を利用して通うことになるため、普段は自宅学習がメインになります。

 

スクーリングの内容は?

スクーリングでは、レポートに不明点があったときに質問ができたり、普段の学習がどこまでできているのかを確認したりします。例えば、課題の意図が不明だったり、なぜ間違えたのかが分からない場合など、直接先生に聞くこともできます。

基本的には全日制と同じように、授業を行いながら学習をすすめていきます。

 

スクーリングは通わないとダメ?減らす方法は?

スクーリングは、レポートの提出だけでは取得しきれない単位を取得するために開催されるので、必ず通う必要があります。ただし、スクーリングの日数は減らすことはできます。

スクーリングでは、保健体育、理科、家庭科などの授業を受けることで、レポートで取得しきれない卒業に必要な単位を取得することができますが、これらの科目や教科を減らすことでスクーリング日数を減らすことができます。

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サポート校ってどんな学校?

こんにちは!福岡です(*^-^)

今日は、通信制高校について調べていたりすると、ちょくちょく目にする「サポート校」とはいったいどんな学校なのかお伝えしていきたいと思います。

サポート校 技能連携校 違い

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サポート校とは

サポート校とは、通信制高校の生徒の学習を助ける塾や予備校のような存在です。

通信制高校に併設していることも多く、学習面、生活面、メンタル面などをサポートし、3年間で卒業単位を取得できるように支援するのが目的です。

学校教育法で認可されていない教育機関のため、比較的、民間の法人が運営していることが多いです。

 

メリット・デメリット

サポート校に通う最大のメリットと言えば、3年間で確実に高校卒業資格を取得できるように、スケジュールをきちんと管理してくれることではないでしょうか。

例えば一人で学習を進めていると、ついさぼってしまったり、わからなくなったときに勉強を放棄してしまったり、いろいろな場面で挫折しそうになることもあります。

通信制高校では、いついつまでに卒業しなければならないという期間の制限がないため、3年で卒業するためには強い自制心が必要になってきます。

サポート校ではスケジュール管理はもちろん、レポートや課題の添削、集団授業や個別指導など、生徒に沿ったきめ細やかなカリキュラムが用意されています。

また、普通科目以外にも、プログラミング、看護、介護、美容や、調理など、専門知識を得るための様々なコースが用意されている学校も増えています。

専門分野を学ぶために、通信制高校と併用して活用する生徒もいます。

逆にデメリットと言えば、学校教育法で認可されていないため、単位を取得できないこと、そして、学費が通信制高校と二重にかかってしまうところでしょう。

なお、サポート校によって学費をはじめ、通学日数などにも違いがありますので、必ず情報収集を行い自分に必要なサポートを絞ることも重要になってきます。

次回は、こちらも通信制高校について調べていたりすると、ときどき目にする「技能連携校」について説明したいと思っています。ではでは(⌒∇⌒)ノ””

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通信制高校はどんな人が向いている? 

通信制高校はどんな人が向いている?

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こんにちは!福岡に住む、福岡といいます(^-^*)/

住んでいるところも苗字も福岡って、どんだけ福岡が好きなの!って感じですが、今日から通信制高校についていろいろな情報をお伝えしようと思いますので、よろしくお願いしまーす♪

実は私、2年前に福岡の通信制高校を卒業しました。どうして全日制高校ではなく通信制高校を選んだかについてはまた今度話すことにして、まず、どうして通信制高校に関するブログを書こうと思ったのか…

だって、年々、通信制高校に進む人が多くなっているっていうじゃないですか。それを知ったら、少しでも通信制高校に興味がある人の参考になればと思いブログを立ち上げた次第なんです(´>///<`)

さて、記念すべき1回目の更新は、「どんな人が通信制高校に向いているのか?」についてお伝えできればと思います。以下に、項目ごとにまとめましたので参考にしてくださいね。

 

スケジュールの柔軟性と学習スタイル

通信制高校は、登校していれば単位がとれる全日制高校や定時制高校とは違い、基本的に自宅で学習をして単位取得のために課題をこなし、学校に提出しながら卒業を目指すスタイルです。

通学回数も自分で選べるし、学習スケジュールも自分に合わせて自由に組めます。

その学習スタイルから、例えば、集団生活に馴染めなかった人や不登校だった人、通学する事が困難な病やケガなどを抱えている人でも高校卒業を目指すことができるのです。

また、スケジュールの組み方が比較的自由に設定できるので、仕事をしている社会人や将来の夢のために他のスクールに通っている人、子育て中の人などでも両立することが可能です。

 

コストの面

通信制高校は、全日制高校に比べて学習費用が比較的安いと言われています。経済的に困難で、一般の高校に通うことが出来なかった人やコストを抑えたい人にもおすすめです。

 

マイペースに進めたい

全日制高校や定時制高校では学習する中で、わからない箇所などが出てきたとしても一斉授業のため、そのまま次のステップに進んでしまいます。

逆にすでに理解している箇所でも他と合わせて進めていかなければならないので、マイペースに学習を進めたいといった人にも通信制高校に向いていると言えます。

マイペースに進めたい人

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専門知識を早くから身につけたい

近年の通信制高校では資格が取得できたり、社会体験ができたりと、沢山のカリキュラムがあります。一般の全日制高校では中々体験することができない経験や専門知識を早くから身につけたい人にもおすすめです。

 

向いている人まとめ

通信制高校に向いている人をまとめると、以下のような人になります。

  • 集団生活が苦手な人
  • 病気やけがなどで通学が難しい人
  • 仕事をしている人、子育て中の人
  • 他スクールと両立したい人
  • 学習費用を抑えたい人
  • マイペースに学習を進めたい人
  • 専門知識を早く身につけたい人

比較的どんな人でも高校卒業を目指すことができる学習環境になっていると言えます。

 

逆に向いていない人

多くの通信制高校は基本自宅学習なので、管理されていないと学習を進めることができないという人にはあまりおすすめしません。自由にスケジュールが組める分、学習するもしないも自分次第だからです。

また、通学回数も一般の全日制高校に比べると低頻度の学校が多いので、高校生活で友達と多くの思い出を作りたい人やコミュニケーションを沢山とりたい人にも向いていないと言えます。